ウィーン在住ピアニスト吉澤京子のらくがき帳
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Auryn-quartett(アウリン弦楽四重奏団)

それにしても、当たり続きである。
昨夜も半端じゃなく満足のいく素晴らしいコンサート。
ウィーン楽友協会・ブラームスザールでのAuryn-quartett(アウリン弦楽四重奏団)
創立25周年を記念するコンサートを聴いてきました。a0028065_164943.jpg
25年間一緒のメンバーで演奏しているって聞いて結構なお歳なのかしらと思っていました。ところがどっこい、みな40代のいいお歳!20台前半で始めてそれからずっと一緒なのですね・・・簡単なことではありません、ほんと。
カルテットはよく「4人の結婚」と言われます。ふたりでだって大変なのに!いかに大変か想像がつくというもの。

弦楽カルテットの世界はまさにひとつの宇宙。オーケストラは人数の多い分スペクタクルな面でどっか~んと勝負してくるとその感動も打ち上げ花火的に華々しいけれど、内面的奥深さから語ったらカルテットの比じゃない。いいカルテットを聴いて受ける感動の深さは底がない。その深みにはまったらこわいくらい奥の奥まではまり込む感覚をおぼえる。
だからかえってそこそこの適当なカルテットを聴くとがくっと拍子抜けすることもしばしば。

さて、この晩の曲目。
ドビュッシー/弦楽四重奏曲g-moll Op.10
モーツァルト/弦楽四重奏曲Es-Dur KV 428
シューベルト/弦楽四重奏曲G-Dur D 887

25年も一緒に弾いていたら当たり前なのかもしれないけど4人が一つの楽器。
”合わせよう”とか”誰かについていく”とかそういうレベルじゃない。
耳を介してそれぞれの波長を一緒に波打たせている・・・という感じ。
一人の人間の身体がさまざまな器官の連動で機能しているように4人が一つのものを形成している。その自然さがなんとも気持ちよく妙な障壁なく音楽に集中できる。
だって、カルテットの曲ってとにかく濃いものが沢山。
それをちゃんと聴くためにはいい演奏は必至。
例えばシューベルトのこの大曲、こんな風にいい演奏で生で聴けることはそうないと思う。
相変わらず、また打ちのめされてぐさぐさ心に刺さってきたけど決してネガティブな痛みではなくて、マッサージでつぼを思いっきり押されて身体が目を覚ますような・・・
そんな感じでした。

こうやってまだまだいい演奏家がいるんだよなぁ・・・。
商業化されたコンサート業界の在りかたとスター志向の世の中に吐き気さえも感じる昨今だけど、こういうコンサートに出逢うと一気に希望が沸いてきて勇気づけられる。
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by kyoyoshi215 | 2006-03-09 23:02 | 音楽