壊したの私じゃないよ~~~
今日はジングアカデミー合唱団の練習のまえに今回一緒に共演するスロヴァキア室内合唱団の練習があったので17時から21時半までの長丁場。
そんな最中、ちょっとしたアクシデント。汗
シューベルトザールでの練習にはよくスタインウェイが据えられているんだけど今日のスタインウェイはコンツェルトハウスに常備されているものじゃなかったので「あれ?」と思ったのね。弾いてみたらよい感じ~!だし。これは一体・・・??と不思議に思いながら弾いていたらペダルの付いている柱部分がぐらぐらしていてペダルを踏むたびにがたがたすることに気がつき、前半戦のあと原因究明すべくピアノの下にもぐってごそごそ。
そこへ現れたのはウィーン・スタインウェイのチーフ技術者であるKnüpfer氏。なんていいタイミングで現れたんでしょぉ!と、ほくほくしてたら
「一体君は何をしたんだい!」
と私に一喝を入れて笑いながら修理に取り掛かり始めた。
(゜o゜)きょとんと一瞬狐につままれたようになった私でしたがすぐにおちょくられていることに気がつき・・・。
「さっきエマール氏に『完璧な状態だから、このまま何も変えないでくれ』って言われたばっかりだというのに君みたいな小さな女の子!?が壊しちゃうなんて・・・。は~参ったなぁ・・・。」
「ピアニストにぶったたかれた鍵盤が壊れたというのはよくあるけどペダルこんな風に壊しちゃうなんて後にも先にも君だけだよ」
「言っとくけど、もう二度とこんなことしないでね。」
まぁ、次から次へとお叱りの言葉がよく出てくること。
ニコニコ笑いながら修理部分と格闘しながら・・・。
ちょっとちょっとエマールさん(Pierre=laurent Aimard)が弾くピアノ、こんな練習で使っちゃっていいんかい?コンサートのための持込ピアノでしょぉ?
あせったよ。当のエマールさん、今日はお隣の大ホールでバンベルク響とベートーヴェンのコンチェルト弾いて、あしたはメシアン。コンチェルトはコンチェルト用のピアノを使って月曜日にこのピアノでオールシューマンプログラムのリサイタル。
「エマールさんが気が付いたらなんて言い訳しようかねぇ・・・・。とあるピアニストに頼んで弾きこんでもらったんですけどそのピアニストがちょっとねぇ・・・とでも言っておこうか?笑」
「私じゃないですからぁ・・・」汗、汗・・・。笑
合唱団の連中もわらわらと集まってきて
「おいおい・・何したんだい?」「凄い怪力ね~」爆・・・・
と・・・珍しくいじくられキャラと化していた私でした。(^_^;)
ペダルをピアノ本体につないでいるメタル部を誰かがねじ回しで強引に壊しちゃったらしくてちゃんと固定できない状態になっちゃってたのね。多分、運送を担当した人がよくわからなくって力ずくでしたんでしょう。もちろんKnüpfer氏は私たちの練習が始まる前から修理の依頼を受けていたはず。まったく人をおちょくってくれたもんです。ま、まじめに取らずに一緒になってのってましたけど。ピアノ技術者てむすっとした職人を想像するかもしれないけど演奏家とのコミュニケーションが必要だから結構おしゃべりでエンターテイメント性に長けている人が多いですね。もちろん例外もいますけど!
後半戦はおかげさまで無事滞りなく鳴らしまくりましたよ~ん!ア~気持ちいい。
(何せ、相手はブリテン「戦争レクイエム」ですから・・・。金管ばりばりのでっかいオケ!)
来週は本番指揮者シモーネ・ヤング(Simone Young)女史とのプローべです。
♪クリック♪ ポチっとよろしく。
そんな最中、ちょっとしたアクシデント。汗
シューベルトザールでの練習にはよくスタインウェイが据えられているんだけど今日のスタインウェイはコンツェルトハウスに常備されているものじゃなかったので「あれ?」と思ったのね。弾いてみたらよい感じ~!だし。これは一体・・・??と不思議に思いながら弾いていたらペダルの付いている柱部分がぐらぐらしていてペダルを踏むたびにがたがたすることに気がつき、前半戦のあと原因究明すべくピアノの下にもぐってごそごそ。
そこへ現れたのはウィーン・スタインウェイのチーフ技術者であるKnüpfer氏。なんていいタイミングで現れたんでしょぉ!と、ほくほくしてたら
「一体君は何をしたんだい!」
と私に一喝を入れて笑いながら修理に取り掛かり始めた。
(゜o゜)きょとんと一瞬狐につままれたようになった私でしたがすぐにおちょくられていることに気がつき・・・。
「さっきエマール氏に『完璧な状態だから、このまま何も変えないでくれ』って言われたばっかりだというのに君みたいな小さな女の子!?が壊しちゃうなんて・・・。は~参ったなぁ・・・。」
「ピアニストにぶったたかれた鍵盤が壊れたというのはよくあるけどペダルこんな風に壊しちゃうなんて後にも先にも君だけだよ」
「言っとくけど、もう二度とこんなことしないでね。」
まぁ、次から次へとお叱りの言葉がよく出てくること。
ニコニコ笑いながら修理部分と格闘しながら・・・。
ちょっとちょっとエマールさん(Pierre=laurent Aimard)が弾くピアノ、こんな練習で使っちゃっていいんかい?コンサートのための持込ピアノでしょぉ?
あせったよ。当のエマールさん、今日はお隣の大ホールでバンベルク響とベートーヴェンのコンチェルト弾いて、あしたはメシアン。コンチェルトはコンチェルト用のピアノを使って月曜日にこのピアノでオールシューマンプログラムのリサイタル。
「エマールさんが気が付いたらなんて言い訳しようかねぇ・・・・。とあるピアニストに頼んで弾きこんでもらったんですけどそのピアニストがちょっとねぇ・・・とでも言っておこうか?笑」
「私じゃないですからぁ・・・」汗、汗・・・。笑
合唱団の連中もわらわらと集まってきて
「おいおい・・何したんだい?」「凄い怪力ね~」爆・・・・
と・・・珍しくいじくられキャラと化していた私でした。(^_^;)
ペダルをピアノ本体につないでいるメタル部を誰かがねじ回しで強引に壊しちゃったらしくてちゃんと固定できない状態になっちゃってたのね。多分、運送を担当した人がよくわからなくって力ずくでしたんでしょう。もちろんKnüpfer氏は私たちの練習が始まる前から修理の依頼を受けていたはず。まったく人をおちょくってくれたもんです。ま、まじめに取らずに一緒になってのってましたけど。ピアノ技術者てむすっとした職人を想像するかもしれないけど演奏家とのコミュニケーションが必要だから結構おしゃべりでエンターテイメント性に長けている人が多いですね。もちろん例外もいますけど!
後半戦はおかげさまで無事滞りなく鳴らしまくりましたよ~ん!ア~気持ちいい。
(何せ、相手はブリテン「戦争レクイエム」ですから・・・。金管ばりばりのでっかいオケ!)
来週は本番指揮者シモーネ・ヤング(Simone Young)女史とのプローべです。
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by kyoyoshi215
| 2006-05-12 08:35
| 街・人・風景(ヨーロッパ)