ご無沙汰です!
なんと一年半もの間、ブログを放っておいてしまいました。その間、コメント欄が荒れていて様子を見に来てくださったみなさんに不愉快な思いをさせてしまってごめんなさい!ブログだけを通してわたしの近況を追っていてくれた方々には大変ご心配おかけしました。
この一年半、至って安定した穏やかな時間が流れた日々を送っています。年齢的にもいろいろ落ち着くころなのでしょうかね。落ち着き過ぎちゃって、すっかり怠慢したすえにブログ放置となってなってしまったわけです。
本当にごめんなさい。
ミクシィやfacebookで友人の動向を知ることができて、自分のこともある程度知らせることができてしまったことも、ブログから遠のいてしまった理由です。ブログの場合、こちらからの発信が一番の目的なので、エネルギーがとっても沢山必要なんだってことを、やらなくなって改めて感じました。ウィーン在住も20年を越え、日常的に日本人コミュニティーと交流するということもなくなって、妙な日本語離れをしています。インターネットでは毎日日本のニュースを見るし、母とスカイプ電話もする。でも、文章を書くって行為はもう一息も二息も労力が必要なのですね。
このブログのお陰で沢山のあり得ないような出会いをいただきました。雑誌の連載を3年間したのも、もとはといえば編集者のかたがこのブログに目をつけてくれたからだったし、日本のラジオに電話生出演してウィーンの様子をリポートしたのやっぱりこのブログがきっかけだったしね。その他、沢山の素敵なお友達に出会えました。
これからこのブログを続けて行けるかどうか、今はまだなんとも言えません。
今回の東日本大震災にあたって、良くも悪くもインターネットから得られる情報の力に驚き、また頼っている自分があって、思い立って自分が放置していたブログを開いてみたというわけです。
今はPCに向かえばNHKから配信されているニュースを見続けています。地震発生時に東京にいて自分自身の身をもってその恐ろしさを経験したからなのか、あれから10日以上経ったいまでも、地震も津波もないこのウィーンにいてもすっかり普通の平常心に戻れない自分がいます。ニュースから流れてくる情報さえ遮断してしまえば、すべてはまるで夢の中の出来事のように現実味がなく、仕事している間は頭からその「夢の中の出来事」でさえ、押しやってしまうことができる。そうやって、「自分がいまできること」に従事することが海外にちらばっている日本人たちができる唯一のことだと頭でわかっていても、実際にいま被災地で今だに食べるものも充分に手に入らない人たちがいたり、東京でも計画停電や放射性物質に汚染された水や野菜のせいで不安を持ちながら不自由な思いをしている家族や友人がいると思うと、あえて手に入る情報はとことん手に入れて、一緒に一喜一憂したいと思ってしまうのです。
帰って来てすぐは自分自身がインタビューを受けたり、オーストリア国営放送局のジャーナリストに頼まれて、新聞の記事のために、被災した仙台の友人に電話でインタビューしたりと具体的に関わることができたけど、今はただただニュースを見て胸を痛めることくらいしかできない。ただただ祈ることしかできない。
そんな今です。
来月にはウィーン在住音楽家と音楽学生が中心になって催されるチャリティーコンサートに出演します。それまでには平常心に戻って落ち着いた自分に戻って、本業をもってして日本のために微力ながらお手伝いできることを願っています。
この一年半、至って安定した穏やかな時間が流れた日々を送っています。年齢的にもいろいろ落ち着くころなのでしょうかね。落ち着き過ぎちゃって、すっかり怠慢したすえにブログ放置となってなってしまったわけです。
本当にごめんなさい。
ミクシィやfacebookで友人の動向を知ることができて、自分のこともある程度知らせることができてしまったことも、ブログから遠のいてしまった理由です。ブログの場合、こちらからの発信が一番の目的なので、エネルギーがとっても沢山必要なんだってことを、やらなくなって改めて感じました。ウィーン在住も20年を越え、日常的に日本人コミュニティーと交流するということもなくなって、妙な日本語離れをしています。インターネットでは毎日日本のニュースを見るし、母とスカイプ電話もする。でも、文章を書くって行為はもう一息も二息も労力が必要なのですね。
このブログのお陰で沢山のあり得ないような出会いをいただきました。雑誌の連載を3年間したのも、もとはといえば編集者のかたがこのブログに目をつけてくれたからだったし、日本のラジオに電話生出演してウィーンの様子をリポートしたのやっぱりこのブログがきっかけだったしね。その他、沢山の素敵なお友達に出会えました。
これからこのブログを続けて行けるかどうか、今はまだなんとも言えません。
今回の東日本大震災にあたって、良くも悪くもインターネットから得られる情報の力に驚き、また頼っている自分があって、思い立って自分が放置していたブログを開いてみたというわけです。
今はPCに向かえばNHKから配信されているニュースを見続けています。地震発生時に東京にいて自分自身の身をもってその恐ろしさを経験したからなのか、あれから10日以上経ったいまでも、地震も津波もないこのウィーンにいてもすっかり普通の平常心に戻れない自分がいます。ニュースから流れてくる情報さえ遮断してしまえば、すべてはまるで夢の中の出来事のように現実味がなく、仕事している間は頭からその「夢の中の出来事」でさえ、押しやってしまうことができる。そうやって、「自分がいまできること」に従事することが海外にちらばっている日本人たちができる唯一のことだと頭でわかっていても、実際にいま被災地で今だに食べるものも充分に手に入らない人たちがいたり、東京でも計画停電や放射性物質に汚染された水や野菜のせいで不安を持ちながら不自由な思いをしている家族や友人がいると思うと、あえて手に入る情報はとことん手に入れて、一緒に一喜一憂したいと思ってしまうのです。
帰って来てすぐは自分自身がインタビューを受けたり、オーストリア国営放送局のジャーナリストに頼まれて、新聞の記事のために、被災した仙台の友人に電話でインタビューしたりと具体的に関わることができたけど、今はただただニュースを見て胸を痛めることくらいしかできない。ただただ祈ることしかできない。
そんな今です。
来月にはウィーン在住音楽家と音楽学生が中心になって催されるチャリティーコンサートに出演します。それまでには平常心に戻って落ち着いた自分に戻って、本業をもってして日本のために微力ながらお手伝いできることを願っています。
by kyoyoshi215
| 2011-03-24 00:41
| あいさつ